防災対策 第2回:緊急時に役立つ!「非常持ち出し袋」の準備ガイド
- shojikawasaki
- 9月29日
- 読了時間: 2分
前回は、防災対策の第一歩として、情報収集と家族のルールの確認をおすすめしました。今回は、災害発生直後、避難が必要になった場合に備える**「非常持ち出し袋」**について掘り下げていきます。
非常持ち出し袋は、自宅からの避難時や、避難所での最初の数時間を乗り切るために必要なものをまとめた、いわば「命を守るリュック」です。
何を入れる?「非常持ち出し袋」の中身リスト
非常持ち出し袋は、災害発生から最低限の期間(1〜2日程度)を自力で過ごすためのものを厳選して入れます。
【必須アイテム】
飲料水: 一人当たり500mlペットボトル2〜3本が目安。
非常食: 乾パン、栄養補助食品、ビスケットなど、火を使わずに食べられるもの。
懐中電灯: ヘッドライトタイプだと両手が空き、安全性が高まります。
携帯ラジオ: 最新の情報を得るために必要です。
予備電池: 懐中電灯やラジオの分を忘れずに。
救急セット: 絆創膏、消毒液、常備薬、ガーゼなど。
貴重品: 預金通帳のコピー、現金(小銭も)、健康保険証のコピー、身分証明書。
ホイッスル: 閉じ込められた際に助けを呼ぶために使用します。
軍手: ガラスの破片などから手を守ります。
携帯電話の充電器・モバイルバッテリー: 連絡手段の確保に。
【お子さん向けアイテム】
おむつ、おしりふき、離乳食: 月齢に合わせたものを。
お気に入りのおもちゃや絵本: 不安を和らげる効果があります。

どこに置く? いつ点検する?
置き場所: 玄関近くや寝室など、すぐに持ち出せる場所に置きましょう。
点検時期: 半年に一度、または防災の日(9月1日)を目安に、中身の賞味期限や使用期限を確認し、入れ替えましょう。
ご家族で中身を話し合い、それぞれの体質や状況に合わせたオリジナルの非常持ち出し袋を作ってみましょう。リュックの重さも考慮し、お子さんにも持てる範囲で分担するのも良いでしょう。
今回はここまで。次回は、自宅で災害を乗り切るための**「おうち備蓄」**について、詳しくご紹介します。



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