防災対策 第5回:つながりが命を守る!マンションでの「共助」と地域連携
- shojikawasaki
- 5 日前
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いよいよ最終回となる今回は、マンション住民同士の「共助(きょうじょ)」、そして地域との連携が、災害時にいかに重要であるかをお話しします。
「自分の身は自分で守る(自助)」、「公的な支援を待つ(公助)」だけでは、限界があります。マンションという共同生活の場では、住民同士が助け合う「共助」が、命を守る大きな力となります。
マンション住民同士の「共助」の重要性
マンションでは、隣近所に住んでいる人の顔も知らない、というケースも少なくありません。しかし、災害時にはご近所さんの存在が大きな助けとなります。
安否確認: 災害発生後、まずはご近所同士で声をかけ合い、安否を確認しましょう。特に、高齢者の方や小さなお子さんがいるご家庭、身体の不自由な方など、助けが必要な方への配慮が大切です。
情報の共有: 停電や断水、被害状況、危険な場所など、共有できる情報は積極的に伝え合いましょう。デマに惑わされないためにも、信頼できる情報源からの情報を共有することが重要です。
協力体制: エレベーターが停止した場合の階段での移動、荷物の運搬、応急手当など、一人では難しいことも協力すれば乗り越えられます。
居住フロアごとの助け合い: 同じフロアに住む人同士で顔見知りになり、いざという時に助け合える関係を築いておくことが理想です。
日頃から、エレベーターや廊下で会ったときに挨拶を交わすだけでも、いざという時の助け合いにつながります。
地域との連携を考える
私たちのマンションだけでなく、地域全体で防災力を高めることも重要です。
地域の避難所・避難場所の確認: 自治体が指定する避難所や避難場所がどこにあるか、家族みんなで確認しておきましょう。
地域の防災訓練への参加: 自治会や町内会が行う防災訓練に参加し、地域の防災活動に触れてみるのも良い経験になります。
ハザードマップの活用: さいたま市が提供するハザードマップを家族で確認し、自宅や周辺の災害リスクを把握しておきましょう。
今回5回にわたってお話ししたように、防災対策は一朝一夕でできるものではありません。しかし、日頃からの少しの意識と準備が、いざという時に皆さまとご家族の命を守ることに繋がります。
皆さまの安全と安心な暮らしのために、これからもマンションの管理に努めてまいります。何かお困りのことがあれば、いつでも(株)シャンスーケイ社にご相談ください。



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